ATLAS DOCTOR'S NOTE
第1回 PT実技ワークショップ「スポーツ整形×リハビリテーション」を開催しました!
第1回PT実技ワークショップ「スポーツ整形×リハビリテーション」を開催しました!…

第1回PT実技ワークショップ「スポーツ整形×リハビリテーション」を開催しました!
2026年4月19日、当院にて第1回PT実技ワークショップ
「スポーツ整形×リハビリテーション」を開催しました!
今回のテーマは、「機能解剖と触診」。
講師には、関東労災病院の理学療法士である今屋 健先生、勝木 秀治先生をお招きし、スポーツ整形領域における膝・肩障害を中心に、機能解剖の考え方や触診技術について、実技を交えながらご指導いただきました!



私自身、約25年前に関東労災病院整形外科で勤務していました。
当時から関東労災病院は、多くのトップアスリートの診療に携わる、日本を代表するスポーツ整形外科の現場のひとつでした。
今屋先生、勝木先生は、その頃から同院でスポーツリハビリテーションの第一線に立ち、長年にわたり数多くのプロスポーツ選手やオリンピック代表選手を含むアスリートの治療・リハビリテーションに携わってこられた先生方です。
今回、そのお二人に当院までお越しいただき、若い理学療法士たちに直接ご指導いただけたことを、院長として非常に嬉しく思っています。
私がこのワークショップを始めたいと思った理由は、とてもシンプルです。
「もっと良いリハビリテーションを患者さんに提供したい」
それに尽きます。
整形外科の治療は、医師が診断をして薬を処方したり、注射をしたりするだけでは完結しません。
特にスポーツ障害や慢性的な運動器の痛みにおいては、
どこが悪いのかを正確に評価し、その原因に対して適切にアプローチするリハビリテーションが非常に重要です。
そして、その質を支えるのは理学療法士一人ひとりの知識と技術です。
解剖学の教科書を読んだだけでは身につかないことがあります。
実際に身体に触れ、筋肉や腱、靱帯、関節の位置を確認し、
「この患者さんの痛みはどこから来ているのか」
「なぜこの動作で痛みが出るのか」
「どうすればもう一度スポーツに復帰できるのか」
そうしたことを自分の手と頭で考える力を身につけてほしいと思っています。



クリニックを開院してから、私がずっと考えていることがあります。
それは、単に患者さんの数が多いクリニックではなく、医療の質そのものが高いクリニックをつくりたいということです。
新しい医療機器を導入することも大切です。
新しい治療法を取り入れることも大切です。
しかし、それ以上に大切なのは、そこで働くスタッフが学び続けることだと思っています。
医師も、理学療法士も、看護師も、放射線技師も、柔道整復師も。
それぞれが昨日より少しでも成長すれば、その積み重ねは必ず患者さんに還元されます。
今回のワークショップは、そのための小さな第一歩です。
第1回では、膝・肩を中心として、基本となる機能解剖と触診を徹底的に学びました。
普段の診療やリハビリテーションの中で何となく触れていた組織も、あらためて解剖を確認しながら触診することで、見え方が大きく変わります。
参加した理学療法士たちも、先生方の手技を間近で見ながら、何度も実際に触診を行い、とても濃密な時間となりました。
知識を聞くだけではなく、その場で触って、確認して、修正してもらう。
こうした実技形式だからこそ学べることがたくさんあります。
そして、このワークショップは今回限りではありません。
今後も継続して開催し、
機能解剖・触診
→ 評価
→ 基本手技
→ 実際の症例への応用
と、少しずつステップアップしていく予定です。
当院の理学療法士が学び、技術を磨き、その技術が患者さんの治療に還元されていく。
そんな循環を、このクリニックの文化として根付かせていきたいと思っています。
まだ第1回。
ですが、数年後に振り返ったとき、
「ここから始まった」
と思えるような取り組みにしていきたいと思います。
今屋先生、勝木先生、ご多忙の中ご指導いただき、本当にありがとうございました。
そして参加したスタッフの皆さん、お疲れさまでした。
これからもアトラス整形外科では、より良い医療・リハビリテーションを患者さんに提供できるよう、スタッフ一同、学び続けていきます。
※この記事は一般的な医学情報です。症状や治療法は患者さんごとに異なりますので、 個別の判断は診察を受けたうえで主治医とご相談ください。